痛んだ心に触れた時
溢れる想いは汚れてた
誰かを恨み
誰かを嫌い
罵る言葉の連続で
納得いかない想いばかり
社会はそんな空気ばかり
自分のことで精一杯で
承認欲求の塊
それがいけない訳じゃない
誰だったて認められたい
でも、何か違う気がする
仕事に追われる部下は放置され
自分の評価を上げることばかりに
夢中になる上司
そこに生まれるのは
不信感
不満
当たり前に嫌悪感
何故気づかない
何故見ないふり
どうしようもない器不足
その一言
恵まれない者は
蝕まれていく心を守るため
無になる
何も感じないように
何も言わないように
自分の意見
それがどれだけ無意味なことか
いつの間にか刻まれる
ここはそういう所だから
痛んだ心に触れたとき
枯れた心は求めてた
助けをずっと求めてた
誰かに見つけてもらいたくて
触れた瞬間
決壊してた
汚れた言葉も
黒く染まった心も
受け止められて
洗われた
大人になると言えないこと
増えていく
言える場所
減っていく
学生のように
みんな同じ立場じゃないから
それさえわかっていれば
みんな同じ立場で考えられるのに
痛んだ心に触れたとき
そこに立てれば
救われる心はたくさんに
明日を歩いていけるのかも
